「ノーバリアオンラインLIVE 2020」に参加しました

2020年12月6日(日)、WOWOW WHO I AM PROJECT主催の「ノーバリアオンラインLIVE 2020」に、障碍を持つ生徒を含め、本校から5名が参加しました。

去年は東京、日比谷公園にて「ノーバリアゲームズ」という名前で行われましたが、今回は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、参加者を20アカウントに限ってオンラインで行われました。

当日の様子

MCに松岡修造さん、ゲストにプロゴルファーの東尾理子さん、ラグビー元日本代表の大西将太郎さん、パラクライミング世界選手権4連覇中の小林幸一郎さん、車いすバスケットボール日本代表の豊島英さんを迎え、筑坂生を含む20アカウントのオンライン参加者はZoomにて参加しましたが、その他にも、YouTubeライブ配信による大勢の観覧者がいました。

ノーバリアゲームズやゲストの紹介、オンライン参加者一人一人の自己紹介を経て、アイスブレイクのゲームをした後、オリンピック・パラリンピックについてのクイズを行いました。

ノーバリアゲームズの内容については、下記リンクをご覧ください。

https://corporate.wowow.co.jp/whoiam/cat574/

この会には小学生以下から大人までの年齢、性別、国籍、障碍の有無のバリアを超えた参加者が集まったため様々な立場からの意見を聞くことができました。また、一人ひとり自己紹介をしたり、MCに話を振ってもらえたりしたので、自分の殻を破るきっかけになり、直接顔は合わせていなくてもノーバリアな空間が出来上がり、素を出して楽しむことができました。

他の参加生徒4名からの感想の紹介

「国籍も、そして障碍までもそれらが抱えるバリアを壊してやろう!という目標に真摯に向き合っている姿は障碍をもつ身としてとても嬉しく思いました。」

「障碍やジェンダーなど比較的見えやすいバリアだけでなく、人の心の中にあるバリアも破って仲良くなるというスタンスが新鮮でこのようなイベントが広がるとおもしろいと思いました。」

「私は去年も参加しました。しかし、二年生になり様々な経験を積んだ後にもう一度参加してみると、相互で受け入れあうこと、さらに多様性についてより深く考えることができました。」

「バリアをなくすのは勇気のいることですが、ありまのままの自分を受け入れてもらえるのはとても嬉しいことです。このようなイベントを通して当たり前にみんなが受け入れる空間をつくっていけたら良いなと思います。」

 

まとめ

様々な人達と、目に見えない心のバリアさえも超えて交流をすることができ、自分にはない考えや価値観を知ることができました。また、ノーバリアな空間をつくるためには、得意不得意を打ち明け合うことや、相手への先入観を捨てることが大切だと学びました。この経験を活かし、このようなイベント以外でもノーバリアで分かり合える空間をつくることができるようにしていきたいです。