総合地球科学入門2019 3日目

9年目になる総合地球科学入門のリニューアルした点、

それは英語を使うということ。

 

昨日は実習の内容を日本語ポスターでまとめましたが、

今日は英語でプレゼンを作ります。

留学生もプレゼンの指導をしてくれています。

 

 

そして緊張しながら迎えた英語でのプレゼン

 

各班が立てた仮説やリサーチクエスチョンから、結果・考察をしています。

英語でのプレゼンの難しさを感じながらも、やり遂げたということが生徒たちの自信となることでしょう。

 

 

そして午後はアファンの森の見学に行きました。

生物多様性を優先した森づくり、

生物たちの共生、そしてその森の美しさ。

生徒たちは五感をフルに使ってそれを感じてきました。

 

夜は、ナウマンゾウ博物館近藤館長より、

フィールドワークのまとめと、冷凍マンモスの話をしていただきました。

館長は現在、日本科学未来館での「マンモス展」の監修をされており、

そこでの調査の様子を伺いました。

永久凍土から見つかった生物たち、

そして絶滅した生物たちが現在の科学技術によって蘇るかもしれない…という話

 

そこで生徒たちに考えてもらいました。答えのない問いです。

「絶滅動物を復活させることは人類にとって有益なのか、危険なことなのか」

「遺伝子を操作することは許されるのか」

生命倫理や宗教の話、

科学技術の発展、科学者の使命、医療の話…話は多岐に渡ります。

それぞれの生徒のバックグランウドも関わってきます。

 

班のなかでどんな話をしたのか共有しました。

 

3日目は頭をフルに使った1日になりました。

 

最後はお楽しみのキャンプファイヤーもできました。