【T-GAP】新害虫に挑む!害虫調査隊

本校では、2年次「総合的な学習の時間」として
「T-GAP(つくさか-グローバルアクションプログラム)」を行っています。
生徒たちは自分たちでチームを組み、
社会に存在する課題解決に向けたアクションを行うという授業です。

この日は放課後の農場で活動していた「害虫調査隊」に
インタビューをしてみました!

***

Q.この活動をはじめたきっかけは?
去年から日本で被害を広めている「シンガポーラシンシャナ」という新害虫がいるのですが
私達のボランティア先もこの被害を受けていたので、研究してみることになりました。

Q.今日はどんな事をしているの?
害虫のサンプルを採取しています。もともと農園で採ろうとしていたのですが
コロナ渦で訪問することが叶わず、どうしようとかと思っていたら・・・
「筑坂で似たような個体を見た」という目撃情報があり探してみることにしました。
そうしたら、このサクランボの木に物凄く沢山いて!発見でした!!
バラ科につくと言われていて、校内の3か所を探しましたがここが一番採れました!

Q.今後の活動について
サンプルを顕微鏡で見て観察したり、どういった農薬が効くか調べる予定です。
元々中国の害虫なので中国の文献に書いてある農薬が本当に効くか実験したり、
筑坂にある農薬で効果があるかどうかもを調査したいです。
日本で発見された例は各農園から情報は出てはいるのですが、生態系自体はわかっていません。今のところ外国の文献しかないので、私達が分かった事をまとめて被害を訴えていきたいと思います!

Q.最後にひとこと
「みなさん昆虫はすきですか!?」をキャッチコピーに
虫が大好きな6人のメンバーで活動しています。
もし家の梅の木で似たような個体を見かけたら、是非報告してください!詳しい場所も教えてもらえると嬉しいです。

***

メンバーのみんなはキラキラした眼差しで話をしてくれました。
コロナ禍で計画通りにいかない事があっても、別の方法を考えてアクションを進める筑坂生。とっても頼もしく感じました。引き続き「害虫調査隊」の活動に期待しています!

 

2年生「T-GAP」の活動をレポートしています
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