今年度の3年次一般選択科目「世界史探究」では、本校農業科の協力を得て、本校敷地内の水田の検地を実施しました。これは、本校敷地内の水田で栽培される米の収穫量が、江戸時代の検地の測量方法を用いて算出される石高とどの程度一致するのかを検証する試みです。実際の測量に関しては、茨城大学教育学部千葉真由美先生とゼミ生に協力いただき、江戸時代の検地道具を使った測量方法を再現しました。
江戸時代の検地では、実際の測量や土質、水はけなどを総合的に評価して、上田、中田、下田、下々田(げげでん)の4等級で水田を判定します。測量データを用いて実際に石高を算出したところ、上田の場合は約35.4kg、中田の場合は約30.7kg、下田の場合は約25.9kg、下々田の場合は約21.2kgの収穫量が見込まれるとの結果が得られました。生徒たちは、この結果を参考に、筑坂水田がどの等級に当てはまるか仮説を立てました。
現在、測量した水田には稲が植えられています。仮説の検証は9月になります。収穫が今から楽しみです。
