「グローバル共生教育」強化の方針について

筑波大学附属坂戸高等学校 校長 深澤孝之

本校は、令和9年度以降の入学者を対象に、筑波大学との連携をさらに深化させた新たな教育構想を始動いたします。生徒一人ひとりが「学びたい場所」「探究したい場所」を自ら選択し、社会の主人公として未来を構想できる力を育むための体制を整えてまいります。

1.クラスごとの学習拠点

本校では、1年次は全員が坂戸校舎で共に学び、2年次からはそれぞれのクラスの特性に応じた最適な環境で学習活動を展開します。

【1年次】全員が「坂戸校舎(坂戸市)」で学習

クラスに関わらず全員が坂戸校舎に登校し、探究の基礎を養います。また、全員参加のマレーシア海外研修を通じ、グローバルな視野を広げます。

【2・3年次】それぞれの特性に応じた拠点

SG(スーパーグローバル)クラス:引き続き「坂戸校舎(坂戸市)」で学習。これまでの豊かな教育実績と環境を活かし、坂戸を拠点として探究活動を継続します。

TX(探究NEXT)クラス:「筑波大学キャンパス内(つくば市)」で学習。2年次より、筑波大学構内に設置される学習拠点をベースに活動します。大学授業の先取り履修や大学教員・大学院生・大学生からのアドバイスを受けながら高度な探究活動に取り組みます。

2.SGクラス(坂戸校舎)で展開する3つのコース・プログラム

坂戸校舎を拠点とするSGクラスでは、自らの学びをデザインできるよう3つのコース・プログラムを用意しています。

SGコース: 従来の総合学科の特色を活かし、多様な分野を横断的に学ぶプログラムです。

国際バカロレア DP(ディプロマ・プログラム): 2017年に認定を受け、多くの海外大学進学者を輩出している国際的な大学入学資格取得プログラムです。

国際バカロレア CP(キャリア関連プログラム): 本校は2026年2月にIBCP(キャリア関連プログラム)の候補校となりました。現在、国公立高校として初となる認定校となることを目指し、実社会に即した専門的な学びとIB教育を融合させた新たなプログラムの導入準備を進めています。

本校は、坂戸校舎での伝統ある学びと、筑波大学のリソースを最大限に活用した最先端の学びの両輪によって、生徒の「個別最適な学び」と「グローバルキャリア」の形成を強力に支援してまいります。