9月30日、WWLマレーシア研修は最終日を迎えました。
本日は、本校が教育連携協定を結んでいる、クアラルンプール日本人学校(JSKL)を訪問し、中学部2年生の生徒たちと交流の時間を持ちました。
今回の交流には、JSKLの卒業生である本校在校生も合流し、心強いサポート役となってくれました。
まずは校内を案内していただき、充実した施設と落ち着いた環境に、生徒たちは感嘆の声を上げる場面も見られました。
見学を終えると、小グループに分かれて中学生との交流が始まります。
高校生からは進路選択における自身の経験について話すとともに、高校生活について紹介し、寄せられた質問に答える一方で、中学生からは海外で暮らすことの意味や文化の違いに関する考えを共有してもらいました。
本校の代表として自信をもって学校の魅力を伝え、真摯に応答する姿に、私たち教員は大きな誇りを感じました。
この交流をきっかけに、本校への進学を志す中学生が現れることを願っています。
続いて、高校生たちは進路について考える貴重な機会を得ました。
中学部教務主任の関野先生より「海外で働くこと」をテーマにご講演をいただきました。一人の大人のキャリアをたどりながら語られるお話は示唆に富み、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。研修の締めくくりとして、キャリア形成について深く考える契機をいただけたことに、心より感謝申し上げます。
関野先生をはじめ、JSKLの先生方、生徒の皆さん、温かく迎えてくださりありがとうございました。
今回の研修で得た学びを、それぞれの学校に持ち帰り、今後の成長に生かしてくれることを期待しています(10月1日に無事、帰国しました)。

