【1年次・校外学習】タイコース・Day4

午前はスラムの子どもたちへの教育を提供するNGOのドゥアン・プラティープ財団を訪問しました。
プラティープ先生はご自身がスラム出身で、皆さんと同じ16歳のときに家族と協力して1968年に「一日一バーツ学校」を設立し、現在に至るまで教育の貧困問題の是正にご尽力されています。
プラティープ先生ご本人がお忙しい時間の合間を縫って、私たちのためにわざわざお越しくださいました。(旅行業者さんを含め、つくさかサイドには内緒のサプライズでした!!)
一人ひとり熱心にお話に耳を傾けている姿が印象的でした。
また、「どうしてここまでスラムの人たちのために尽力できたのか」といったプラティープ先生も、うなるような質問も質疑応答のなかで出てきました。

その後、プラティープ財団が設立した幼稚園・小学校のスラムに住む児童たちとの交流を楽しみました。
言葉は通じなくても、ボディランゲージや表情でお互いに意思疎通することができることや、子どもの可愛さが世界共通であることがわかったことでしょう。(日本から持ってきたお菓子やおもちゃのプレゼントに子どもたちは大興奮!)
また、実際にスラム街を歩き、「一次情報」としてスラムの現状を目の当たりにしたことで、日本の豊かさや発展途上国での格差などに考えを巡らせていました。

午後は班別での自由行動です。
各班に、現地で日本語を学んでいる大学生(=基本、タイ語、英語、日本語のトリリンガル!)2名が帯同してくれました。(筑波大学と姉妹校であるカセサート大学の学生さんもおられました!)
探究学習のためのインタビューやアンケート調査に加えて、今回のプログラムでは収まりきらなかったタイの名所を訪問したようです。




そして夜はアジアティックモールでの自由散策です。
たくさんのお土産を買ったり、好きなタイ料理を食べたりする様子がみられました。(お土産を値引き交渉する人も!)



タイ滞在も明日を残すのみです!