【授業】総合地球科学入門2025・黒姫高原実習2日目

黒姫高原実習2日目は、4つのグループに分かれての野外実習を行いました。

地層班は、地層断面が観察できる露頭で各層の特徴をスケッチしたり、クリノメーターを用いて地層の面構造に関する情報を収集したりする地質調査を実施しました。
ボーリング班は、T字型の採掘棒を用いて2か所のボーリング調査を実施し、地下の地層の構造を調査しました。
環境班は、野尻湖に生息するブラックバスを捕獲する活動を行いました。(膝下まで濡れるアクシデントに見舞われるも頑張りました!)
水質班は、御鹿池や沢の水を採取し、水に含まれるイオンや有機物の量を測定する水質調査を行いました。

午後は、各地から持ち帰ってきた試料の分析を行い、明日の発表に向けたテーマの再検討や発表資料を作成しました。

夜は筑波大学の藤野滋弘准教授による地球科学の基礎概念に関する講義を受けました。
プレートテクトニクスの考え方に基づいて、地球規模で起こる自然現象や黒姫山周辺の地形環境を理解するとともに、時間軸の設定の仕方や人類・地球などの立場の違いによって、自然現象に対する解釈が異なることを認識することができました。

講義後は再び明日の発表に向けた資料作成です。
どのようなテーマ設定をし、どのような考察に至ったのか、発表が楽しみです!