国際バカロレアコース(IBコース)

国際バカロレアコース(IBコース)

本校は2017年2月に埼玉県で初めて国際バカロレア認定校に認定されました。
本校では、2018年度入学生より、高校2~3年生を対象としたIB日本語と英語によるデュアルランゲージ・ディプロマ・プログラム(日本語DP)を実施しています。
筑坂の国際バカロレアコースは、日本の高校卒業資格に加え、国際的に認められる大学入学資格(国際バカロレア資格)の取得を目指します。

国際バカロレア

国際バカロレア(IB)

国際バカロレア機構(本部ジュネーブ)が提供する国際的な教育プログラム。
国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)は、1968年、チャレンジに満ちた総合的な教育プログラムとして、世界の複雑さを理解して、そのことに対処できる生徒を育成し、生徒に対し、未来へ責任ある行動をとるための態度とスキルを身に付けさせるとともに、国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレア資格)を与え、大学進学へのルートを確保することを目的として設置されました。

文部科学省IB教育推進コンソーシアムHPより

IBの使命(IB mission statement)

国際バカロレア(IB)は、多様な文化の理解と尊重の精神を通じて、より良い、より平和な世界を築くことに貢献する、探究心、知識、思いやりに富んだ若者の育成を目的としています。

この目的のため、IBは、学校や政府、国際機関と協力しながら、チャレンジに満ちた国際教育プログラムと厳格な評価の仕組みの開発に取り組んでいます。

IBのプログラムは、世界各地で学ぶ児童生徒に、人がもつ違いを違いとして理解し、自分と異なる考えの人々にもそれぞれの正しさがあり得ると認めることのできる人として、積極的に、そして共感する心をもって生涯にわたって学び続けるよう働きかけています。

国際バカロレア機構 国際バカロレア(IB)の教育とは?より(一部抜粋)

IBの学習者像

IBの学習者像

IBの教育の中心に児童生徒が置かれていることを顕著に表しているのが、「IBの学習者像」です。
10 の人物像は、IB教育の全人的な性質を反映していて、好奇心や思いやりといった素質を育み、知識やスキルを発展させることの重要性を強調しています。同時に認知的発達だけでなく、児童生徒の社会的、感情的、身体的健康に注意を払い、IBプログラムを通して児童生徒が自身、他者、周辺世界に敬意を払うことを確実に学ぶことを強調します。

・探究する人
・知識のある人
・考える人
・コミュニケーションができる人
・信念を持つ人
・心を開く人
・思いやりのある人
・挑戦する人
・バランスのとれた人
・振り返りができる人

国際バカロレア機構 国際バカロレア(IB)の教育とは?より(一部抜粋)

IBプログラムのねらい -国際的な視野を持つ-

すべてのIBプログラムのねらいは、人類に共通する人間らしさと地球を共に守る責任を認識した国際的な視野をもった人間を育てることにあります。このねらいの中心にあるのが「国際的な視野をもつ」ということです。

国際的な視野とは、世界に対しての開かれた態度と、人間が相互に関わりあっているという事実を認識した考え方、在り方、そして行動によって特徴づけられる、多面的かつ複雑な概念です。

世界に対して開かれた人であるためには、世界を理解しなければなりません。したがってIBプログラムは、ローカルおよびグローバルのさまざまな課題や考え方を、持続的に探究する機会を児童生徒に提供します。目の前の状況や境界線をこえてものごとを見ようとするこのような姿勢は、グローバル化と新しい技術により地域、国内、世界という従来の区別があいまいさを増す世界において必要不可欠なものなのです。

IBの教育は児童生徒が自分自身のものの見方、文化、アイデンティティーを振り返り、そして他者のそれに対しても同様に振り返りを行うことを促すことで国際的な視野を育みます。IBの学習者は異なる信念、価値観、および経験に対して価値を見いだし、異なる文化や学問領域を横断的に捉え、協力することを学びます。これにより、より平和で持続的な世界への進歩に必要な理解を発展させます。

さらにIBの教育は多言語主義を通じて国際的な視野の発達を促します。児童生徒はすべてのIBプログラムにおいて、複数の言語で学習を行うことが求められます。これは、複数の言語でコミュニケーションを行うことは異文化への理解と敬意を育むためのすばらしい機会を与えてくれる、というIBの信念に基づくものです。それは、児童生徒が自身の言語、文化、世界観が数ある中の1つでしかないことを理解する助けになります。

また国際的な視野は、グローバルな関わりに焦点をあてたり、コミュニティーにおける有意義な奉仕活動に従事することでも育てることができます。これらは同時に、権力や特権に関する批判的考察や未来の世代のために地球とその資源を託されているという児童生徒の自覚につながっていきます。さらに、取り組み、行動し、意義のある変化を起こすといった、認識や理解の先にある「行動」にIBのすべてのプログラムが焦点をあてていることを強調します。

国際バカロレア機構 国際バカロレア(IB)の教育とは?より(一部抜粋)

DP(ディプロマ・プログラム)について

DP(Diploma Programme)は16歳~19歳までを対象としており、所定のカリキュラムを2年間履修し、最終試験を経て所定の成績を収めると、国際的に認められる大学入学資格(国際バカロレア資格)が取得可能なプログラムです。「日本語DP」の対象科目等を除き、英語、フランス語又はスペイン語で実施されます。

文部科学省IB教育推進コンソーシアムHPより

DPのカリキュラムと評価

DPのカリキュラムは、「コア」と呼ばれる3つの必修要件と6つのグループ(教科)から構成されています。

生徒は、必修のコア科目として、Theory of Knowledge(TOK、知の理論)、Extended Essay(EE、課題論文)、Creativity, Activity, Service(CAS、創造性・活動・奉仕)の3科目を学習し、さらに6つのグループから1科目ずつ選択し、6科目を2年間で学習します。ただし、「芸術」(グループ6)は他のグループの科目に代えることも可能となっています。

また、大学やその後の職業において必要となる専門分野の知識やスキルを、大学入学前の段階で準備しておく観点から、6科目のうち、3~4科目を上級レベル<HL(Higher Level)、各240時間>、その他を標準レベル<SL(Standerd Level)、各150時間>として学習します。

DPのカリキュラムと評価

国際バカロレア資格の取得には、DPカリキュラムを全て履修し、外部評価(国際バカロレア試験等)及び内部評価を通じて、45点満点中、原則として24点以上を取得する必要があります。

配点は、6科目につき各7点(計42点)。さらに、必修要件(「コア」)について、TOKとEEの評価結果の組み合わせに応じて最大3点が与えられます(CASは評価対象外)。

国際バカロレア試験は、南半球と北半球の学校年度に対応できるよう、年2回、世界で一斉に実施されます。日本の1条校の場合は、原則として3年次の11月に実施され、翌年の1月初めに最終スコアが通知されます。

文部科学省IB教育推進コンソーシアムHP より(一部改変)

筑坂IBコースで学べる科目

コア科目

Theory of knowledge:TOK 知の理論

「知る」ということは私たちが思考・決断する上で非常に大切な学習活動です。私たちが持っている知識はどのような背景を持ち、どのようにして獲得されたのかを多角的に考察します。

Creativity, Activity, Service:CAS 創造性・活動・奉仕

芸術・スポーツ・ボランティアなどの活動を行います。生徒は自主的に計画を立てて実行し、実際に活動したことを振り返るとともに、記録としてポートフォリオを作成します。

Extended essay:EE 課題論文

1~6 のDP 科目グループの中から主題を決め、課題研究を行い、その成果を日本語で書く場合は8,000字、英語で書く場合は4,000 語の論文にまとめます。

DP科目
グループ1 母語 言語と文学(HL)
グループ2 外国語 English B(HL)
グループ3 個人と社会 歴史(HL)
Economics(SL)
グループ4 理科 生物(SL)
グループ5 数学 数学AI(SL)
グループ6 芸術 Theatre(SL)

※English B(HL)・Economics(SL)・Theatre(SL)は、英語で学習します。
※Economics(SL)、Theatre(SL)のどちらかを選択して学習します。
※開講されるDP科目は追加・変更になる場合があります。

筑坂IBコース卒業生の主な海外大学合格先

  • University of the Arts London(英国)
  • The University of Melbourne(オーストラリア)
  • Monash University(オーストラリア)
  • KU Lueven(ベルギー)

筑坂IBコースで必要とされる能力

本校では、日本語でのコア科目の学習に加え、6科目中2科目を英語、4科目を日本語で学習します。日本語と英語の両方について、学術的な運用能力を高めることが可能です。
英語だけではなく、国語・数学・理科・社会などの幅広い基礎的な知識と高度に応用できる能力が必要になります。
※1年次必修科目および、その他の科目は主に日本語で学習します。

ディプロマプログラム受講料

本校のディプロマプログラムを受講するためには、納付金(入学金・授業料等)に加え、プログラム受講料が必要です。(詳しくは、本校生徒募集要項をご確認ください。)
また、ディプロマを取得するためには、最終試験科目受験料等が別途必要になります。

筑坂IBの記事

朝日新聞EduA
Edubal