時代をつくる筑坂生04FEATURES(1) 学校生活にふさわしい服装と容姿を、状況や他者にも配慮して自身で判断すること。(2) 授業・実習・校外活動の際には、担当教員の指導に従うこと。整容規定制服について学校が指定する日には標準服(制服)で登校する。その他の日の服装は自由とし、また標準服で登校しても良い。標準服で登校する日はその状況を考え、ふさわしい服装と容姿で登校すること。個人の考えや価値観が尊重される環境は、筑坂ならではだと感じます。本校の整容規定もそのうちの1つです。状況と他者に配慮した服装を自身で判断し選択することができます。 多様なバックグラウンドを尊重しつつ、「自由の責任」について深く考えるきっかけとなっています。この整容規定を維持していくために、生徒会では定期的に校則について話し合いを行う場を設けています。筑坂での取り組みが日本の社会に影響を与えられるようこれからも向き合い続けていきます。筑坂では令和3年4月から制服・整容規定を改正しました。これは令和元年度の生徒総会で、生徒から学校に「制服と整容規定の見直し」を求める意見があり、これを受けて学校と生徒会が議論を重ねて、新しい制服・整容規定ができました。この校則は、本校の教育目標や生徒会の掲げる「自由・自律・自覚」のもと、生徒が自分たちの力で実現するために必要な考え方、実行の方法を学ぶことを目的としています。また、筑坂は海外の学校との交流も盛んで、海外にバックグラウンドを持つ生徒や先生も多く所属する世界に開かれた学校です。一つの価値観だけでは無く、多文化を理解して共生することもこの校則のできるような学校になるように「何でもあり」ということではなく、生徒一人一人の責任において判断し、実行するルールです。その結果を年度末に学校と生徒会がふりかえりを行い、次年度の規定を決めることになっています。社会とのつながり私たちは、日々の学校生活や授業の中で「時代をつくる筑坂生」を育てたいと考えています。自身で生き方を選択し、他者と協働して社会に生きていくことは、いつの時代も重要だと考えているからです。筑坂には、自分で選択できる力を付け、他者と協働しながら、「自分事」として社会課題に向き合う学びを実践できる場、ひと、空気…があります。「ごちゃまぜ」の中で好きなことに熱中して学べる環境があなたを待っています。筑坂生徒会の取り組み生徒会長 3年川上 彩恵さん教員熊倉 悠貴社会に生きていく -自ら考え、共につくる筑坂の校則-社会で生きていく。それは、自分だけでなく、他者と共に生きていくということ。01
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