生徒会・部活動

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「校則の見直し」に関する本校の考え方について

 本校では、全国に先駆けてSGH(スーパーグローバルハイスクール事業)やWWL(ワールドワイドラーニング)コンソーシアム構築支援事業に取り組んでおり、海外での校外学習・フィールドワークだけでなく、アジア・ヨーロッパからの留学生の受け入れや海外の大学生による学習活動の実践などにも取り組んでいます。また、日本語を母国語としない生徒についても受け入れています。そのようなダイナミックな活動を通じて、生まれついた外見、ジェンダー、自分のルーツの国の習慣・宗教・母国語などが、校則等によって制限されることは、本人にとって不利益ではないかという意識が自然と芽生えてきたと言えます。
学習の場として学校を考えたとき、全校生徒の服装や容姿が統一されているかどうかを求める校則よりも、学習活動や学校行事に最適な服装や整容かどうかを求める校則のほうが、生徒の多様性に相応しいのではないか、生徒達からの「校則見直し」の要望があった時に、私たちはそう考えました。
本校の生活目標である「自由・自律・自覚」は学習場面だけではなく、生活の隅々まで通用してこそ達成されると言えるでしょう。校則を見直すことによって、生徒が個々のバックグラウンドに応じて、学校生活における服装や整容の選択が可能になります。「学校生活にふさわしい服装と容姿を、状況や他者にも配慮して自身で判断すること」という新しい校則は、思い通りの服装・整容で登校できるという意味では、自由の実現と言えるかもしれません。ただし、学習活動や学校行事を行う際に最適かどうかも同時に追求する校則ですので、体育や食品を扱う授業など、安全や衛生が要求される学習場面では、自由な服装・整容よりも優先される服装や整容があることを自覚することが要求されます。校則見直しは始まったばかりなので、実際の状況から生徒とともに課題を探していくことも必要です。
今後もリフレクションを繰り返し、「学校生活にふさわしい服装と容姿を、状況や他者にも配慮して自身で判断すること」という校則によって、真の意味で「自由・自律・自覚」が体現できる学校づくりを目指していきたいと思います。

筑波大学附属坂戸高等学校
学校長 田村 憲司

※「校則の見直し」に関する詳しい経緯はこちらから

※8月2日にNPO法人カタリバの「みんなのルールメイキングプロジェクト」の「ルールメイキング宣言公開トークセッション」で本校の生徒会メンバーが発表をしました。動画がyoutubeに公開されています。ぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=33MjF26C3Vg

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