長野県信濃町黒姫において、8月16~19日の3泊4日で「国際フィールドワーク入門」を実施しました。

インドネシアで行われる「国際フィールドワーク」の”入門版”として位置づけ、日本でできる国際的な活動を行います。今年度で4度目になりました。

 

筑波大学大学院の教育研究科の留学生2名も同行していただきました。

ベナンの男性留学生、インドネシアの女性留学生ですが彼らも自国では「英語教員」です。

さて、ダイジェスト版で実習を振り返ります。

 

【1日目】

さて、実習が始まります。4日間英語漬けになってもらいます。

まずはアイスブレイク!

異学年、クラスも科目群も関係ないこの実習。リラックス!そして英語へと慣れていきます。

 

そして今回来てくれた留学生から、自己紹介です。

ところが!自国の言語での講義です。彼女はインドネシア語で話し続けます。

SGHは「英語をやるのですよね?」とよく聞かれますが、いいえ、世界の言語は英語だけではありません。

ベナン人の彼は公用語はフランス語ですが、

現地語としてはフォン語を話します。

生徒たちはジェスチャーや写真等を頼りに、何を伝えようとしているのか読み取ります。

続いて、英語でそれぞれの留学生に質問してみます。

先ほどの現地語での講義の内容の確認も行います。

その内容をまとめ、発表しました。

 

夜には改めて「英語」で留学生の自国の文化紹介をしてもらいました。

インドネシアの伝統的な踊りを習ったり、

ベナンの絵かき歌を教えてもらいました。(子どもに算数を教えるのにもつかわれるそう!)

1日目の締めは、翌日に控えている外国人へのインタビュー準備です。

失礼のないように質問するってどういうこと?なんて聞いたらいい?夜は更けていきます…。

 

【2日目】

黒姫に在住している外国人のご自宅へグループごとにインタビューに行きます。

3時間、英語での会話を続けないといけません。

各班のリーダーを中心に出発前に作戦会議です。

不安がっていた生徒たちも、帰ってくる頃には「もう時間ですか?!」と

インタビューを楽しんでいた様子。

 

 

 

 

 

 

 

さて、聞いたことをまとめていきます。

各班内容を英語でプレゼンしてもらいました。

班でのチームワークやプレゼン能力が求められます。

発表の様子を動画撮影し、それを見ながら反省会です。

オーディエンスからもらったコメントも読みながら、改善点を考えます。

明日もプレゼンがあるので、それに活かされるように!!

 

【3日目】

午前中はナウマンゾウ博物館の見学と近藤館長からのお話です。

博物館においてある水槽に、野尻湖で取れた外来種「ミシシッピアカミミガメ」が大量に入っていました。それらがなぜいるのか、生徒とディスカッションしながら館長はお話してくださいました。

 

館内にはナウマンゾウの発掘やその時代背景などが展示されています。「過去を知ることはどういうことなのか」を学びます。

 

外に出て、野尻湖とそこにある環境問題について考えます。

水草と外来種ソウギョの関係、そして野尻湖の環境、さらには黒姫の自然…

話は尽きません。生徒も負けじと意見を述べ合います。

 

午後はC.W.ニコル氏のアファンの森へ視察に行きました。

アファンの森財団の職員の方から日本の森の現状とアファンの森についてレクチャーいただきました。

 

実際にアファンの森の中を歩きながら、「生態系」と「森林」について学びます。

 

ホテルに戻り、学びを活かします。

今回のテーマは「“あなたは”黒姫の自然をどうしていきますか?」です。

当事者意識を持ち、「行政がどうにかする」「ボランティアがどうにかする」ではなく、

自分がどうするのか、どうするべきなのかを考えます。

近藤館長とのディスカッション、アファンの森の視察の学びを活かし、

プレゼンをすることができました。昨日の反省点も活かし、聴衆を引き付ける努力も見えました。

プレゼン後にはこの達成感に満ちた顔!!

 

【4日目】

最終日はいままでの学びを振り返り、レポート作成です。

英語の文章の組み立て方、いかにシンプルに書くかが大切です。

そして最後のお楽しみは飯盒炊爨!

みんなが頑張ったご褒美か、直前に雨がやみ、晴れました!

火起こしから始め…

カレーを作ります!

そしてホテル支配人から黒姫のおいしいトウモロコシをいただきました!

起こした火で炭火焼きにしました。

カレーもおいしくいただきました。

ついにこの実習もクライマックス

お世話になった留学生からメッセージです。

この4日間、グループでの活動、そして英語漬けに悩みながらも、

しっかりとこなしてくれた生徒たち。

これが彼らの自信になってくれるはずです!